約束ノート(8):20120716
インターネットに関する気になるニュースやできごと
今日はあまりネットの状況を見ていないのですが、Webサービスに接したという意味では、Facebook経由でずっとあちこちで見ていた「Monoco」に、今日やっと会員登録しました。
Monocoは、招待制のデザイナー雑貨の通販サイト。というとなんか普通っぽいですし、私も正直あまり期待はしてなかったんですね。 まあみんながいいと言ってるし、デザイナー雑貨はもともと大好きなので、そろそろ登録してみるか、という気持ちでした。
感覚としては、リアル店舗のデザイナー雑貨やさんに行ったときと同じ感じです。見てテンションは上がるけど買わないよねーという感じ(笑)。いつか自分にビビビッとくるものがあるかも?と、ずーっとウォッチしているのが楽しそうです。サイト内に「デザイナーの世界」というコーナーがあって、そこに挙がっているものは買えないのだけど、面白いものがいろいろあります。今後取り扱う予定のものもあるようで、これも買えるようになるのかなー、という期待感を煽るという意味ではおもしろいしかけだなあと思いました。
身の回りの道具をひとつ選んで考察
- 今回選んだ道具:コーリンベルト
- なぜ使う?:着物や浴衣を着るときに、襟が崩れないように固定するため。反対側から引っ張り合うような感じのしくみ。
- 便利なところ:ちょっとひねるだけで簡単に止められて、かなりしっかりとまってくれる。
考察
初めて浴衣を着る練習をして、コーリンベルトという存在も初めて知りました。最初は使い方がネットで調べてもわからず困りましたが、自力でなんとかなったみたいです。
こういう道具ってきっと、日常的に着物を着ようとするときにみんなが思うことを形にしたものだと思うんですね。着物を着ていろいろ動いたりすると襟元が崩れてきて、その都度直さなければならない。かなりめんどくさい。そのたびに「あー。襟がバシッと固定できるようなものがあるといいのにー」みたいなことをみんなが心のなかでつぶやいていたと思うんです。コーリンベルトは、その思いを道具として形にしたものなんじゃないかなーと。
そういうのって他にも結構いろいろあるんじゃないかしら。
多くの人の日常生活の中の不便を見つけ、それを解決する道具を提供すれば、必然的にそれは「便利」と表現されるものになるわけです。道具を通じて新たな生活スタイルの提案もできると思うけれど、私はできればそっちよりは、不便を解決する道具を作れたらいいなあと思っています。