約束ノート(16):20120724
インターネットに関する気になるニュースやできごと
今日は、mixi公式(?)でリリースされた動画について。
みんなマイミク feat. DJみかん(7)/ゆまち&愛奈
まあ、私(とその周りの層)をターゲットにしていないことは明らかで、今日のFacebookのフィードでもみなさん「え??」みたいな反応が多かったですけども、好意的な評価もあるようです。
「みんなマイミク feat. DJみかん」がスゴイと話題に
事実、私の周りでは「最近mixi使わなくなった」という声が多いですし、すでにmixiにとってターゲットから外れているんでしょうけども、それにしてもこの動画はインパクトありますねw
個人的には、この動画については二つの観点で興味があります。
SNSって自分の周りしか見えないので、自分が見ているものが一般論だと思ってしまいがちなところがあると思っています。でも実際には自分の全く知らないところで全く知らないできごとが起こっていたりするわけで、この動画が必ずしも「mixiどうしちゃったの」ということになるとは限らないと思うのです。
「自分の全く知らないところで起こる全く知らないできごと」が、もっとWebを通じて理解できるようになっていったらいいなあと思います。きっとそれで生まれる新しい出会いっていっぱいある。
身の回りの道具をひとつ選んで考察
- 今回選んだ道具:チェロ
- なぜ使う?:音を鳴らすため。(と言うとなんかとても機械的ですが)
- 便利なところ:チェロは特に人の声に近い高さだと思っていて、どんな楽器とも馴染みやすい気がします。歌うことも支えることもできる、すごく魅力的な楽器だと思います。
考察
今日はライブに行って、チェロの音色をじっくり聴くことができました。
楽器って、生きるのにどうしても必要な道具ではないけれど、表現をする道具としてはとても重要なものだと思います。同じ楽器を使っていても弾く人によって響く音が違うってすごく面白い。
私は高校と大学のときにTubaを吹いていました。大学時代、指揮者をしていた先輩に私のTubaの音が「深い」と言われたことがありました。その音が聞こえると安心できるんだ、と。私は一応女性なので、男性に比べると肺活量がなくて、男性と一緒に吹くとどうしても音量が負けてしまうのですが、そんな風に聴き分けた先輩がすごいと思ったし、自分の音をそんな風に言ってもらえてすごくうれしかったのを覚えています。
楽器は、使えば使うほど自分と一体化していくように思います。自分を素直に表現できるようになっていく。考えてみれば、使い込んで自分の体となじんでいって、まるで手足のようになっていく道具というのもいろいろありますね。その道のプロというのは、多分そういう「手足のような道具」があるからこそ、一流のお仕事ができるのでしょうね。
私は本当にTubaが大好きで、肺を壊さなければ多分今も吹いていたと思います。自分の体の一部のようにTubaを吹いてみたかった。かなわなくて本当に残念です。