約束ノート(27):20120804
インターネットに関する気になるニュースやできごと
はてなブックマークの上位にある記事は、「自分の人生をもっとよくするためのテクニック」について書かれたものが多いです。今日、今現在上位にある記事だけでもこんなにあります。
- 人生どん底から這い上がる為の6つの気付き
- ニキビにも紫外線にも負けないスキンケアの方法まとめ
- 良くない習慣を本気で変えたいなら、1ヶ月間ひたすら自分を観察してみよう
- ToDoタスクを確実に実行する人の7つの習慣
「7つの習慣」といえば、このタイトルの有名な分厚い本がありますが、結婚したてのころに買って読みきれずにそのまま捨ててしまった経験があります。今回、講座の課題でこの本を読むことになり、最近少しずつ読んでいます。そこのプロローグに書かれていることは、「表面的なテクニックでやり過ごすだけでは、結局根本的にはなにも変わらない」ということだと理解しています。
言っていることはわかりますけど、やっぱり日々生きていく上で、効率的に「○個気をつけるだけで自分が変われる」とか言われたらそっちを気にしたくなってしまいます。はてブを見ていると、みんな自分を変えたくて、しかもそれが簡単であればあるほどよい、と思っている人が多いことがよくわかります。
7つの習慣という本は、自分が向き合うことを避けてきた部分へ一生懸命向き合わせようとしている感じがします。読んでるだけで修行っぽい感じがしますけど(汗)、なんとか読み終えたいと思っています。
身の回りの道具をひとつ選んで考察
- 今回選んだ道具:コック帽
- なぜ使う?:コックさんが料理をつくるためのコスチュームの一部
- 便利なところ:んー?何が便利なんだろう?帽子の高さで偉さがわかるところ?
考察
昨夜、だんなが突然「調理師がコック帽をかぶることってなんの意味があるんだろう」と言って、その疑問がおもしろいと思ったので取り上げてみました。
帽子を被る事自体は、髪の毛が料理に落ちないようにとか、汗を吸うようにとか、理由はあるように思うのですが、コック帽のような形をしていなくても別にいいのでは?という感じがします。実際、小料理屋のおかみさんなんかは布を頭に巻くだけじゃないですか。あれで十分、目的は果たせているように思うのですね。
由来をちょっと調べてみると、ソースが個人サイトしかなかったのですが(参考)、フランスのとある料理人が、お客さんのシルクハットを見て自分もかぶりたいと思って調理場でかぶるようになったのがきっかけ、とされているみたいです。別の説では、背の低いコックが自分の存在をアピールするため、とか。まあとにかく、あまり機能的な意味ではなく、どちらかというとコスプレだったんでしょうかねえ?
でも、Wikipediaの「調理師」を見てみると、こんなことが書いてあります。
コック帽は、頭が蒸れないように考慮して高く(高さは役職ごとに差があり、総料理長が最も高い)、頂部はメッシュで抜けており熱を外に出す。また通常汗が落ちるのを防ぐ。
一応、機能的には意味がありそうな感じです。高さについては、フランスではそんなにきっちり規定はないみたいですが、日本の有名ホテルでは結構ちゃんとあるようですね。個人的には、高さがあるのはあちこち動くのにじゃまになりそうなイメージがありますけども。。
まあでも、ああいう「職業を印象づけるコスチューム」があるのは、あこがれの気持ちをもたれやすいという意味ではよい気がしますね。IT系も何かあったらいいのになー。ちょっと特殊な形のめがねとか?(笑)