約束ノート

「自分への3つの約束」を果たすための修行ブログ。

約束ノート(236):201302-03

ブログが1週間止まっていましたが、今日は、この1週間を含めたこの1ヶ月で出会った人の「いいところ」を取り上げます。

この1ヶ月で接した人たちの言動から気づいた「その人たちのいいところ」:妊婦に対する気遣い

2月頭くらいから私は妊婦でしたので、かばんにマタニティマークをつけて出歩いていました。マタニティマークってなんか「私は妊婦なのよ!」と威張って歩いているみたいで、なんだか恐縮してしまうのですが、「子どもを守るためなんだ」と言い聞かせてつけていました。

マークを見た人たちの対応が本当に親切であることに感激しました。
電車に乗ったとき、私はドアのところに立っていたのに、わざわざ遠くの席の人が歩いてきてくれて席を譲ってくださいました。
カフェに入ったときは、混んでいてテラス席しか空いていないと言われていた私を見て、まだ注文前だった人が店内の席を譲ってくださいました(その人(女性)は店を去ってしまい、お礼も言えなかったのですが)。

私が同じ状況に接したらそこまでの親切ができるだろうか、と考えさせられました。
マタニティマークをつけていても無視されるとか、むしろひどい目にあったと言っている人もネットで見かけましたが、私は非常にラッキーだったのかいいエピソードばかりで、人ってこんなに親切なんだとびっくりしつつ感激している日々でした。


親切って、するのもされるのも難しいと思います。
お互いまったく知らない人同士である状況で、急に相手に良かれと思って行動するのは難易度が高いです。相手のためになるだろうと思ってしたことが、その人にとっては逆に不快なことだった、なんてことも割とよくありそうな気がします。

今回の1ヶ月の経験の中で、「相手が自分のためにやってくれていること」を理解する必要性を学んだ気がします。「親切を受け入れる」こともまた、相手への配慮なんだと思うのです。

「別にそこまでしてもらわなくてもいいんだけどなー」ということであっても、親切にしてくれたこと自体に感謝する心を持つことが大事なんだということを学びました。だってその人は、その人の基準で相手のために行動してくれているのだから。親切にするのもされるのも、人によって異なる価値基準で成り立っているのですよね。


つわりやら絶対安静やらいろいろあって1週間ほどブログが止まっていましたが、先日流産宣告をうけ、妊婦生活は間もなく終わりを迎えようとしています。たくさんの人にあたたかく接していただき、本当に幸せな1ヶ月でした。たとえおなかの中だけで人生が終わってしまっても、新しい命はたくさんの幸せをくれるものなのだな、と思いました。

明日からまた通常どおり書いていきますね。