約束ノート

「自分への3つの約束」を果たすための修行ブログ。

約束ノート(242):20130319

今日接した人の言動から気づいた「その人のいいところ」

今日のいいところ:なにげない中に見えるプロの動き

ADC OnAirという動画配信番組があって、これにほんの少しだけ宣伝をするために行ってきました。生放送の番組なのですが、まあとにかくスタッフの動きがすばらしかった。きっちりかっちりとスケジュール通りに動かすことがプロの仕事ではなくて、トラブルが起こったときにとっさに対処ができるのがプロなんだなと感じました。

本番終了後にちょっとした宴会シーンがありましたが、この様子についてはカメラマンさんがアドリブで撮影をしていました。なにげなくカメラをもって自由に動いているように見えますが、映像はなぜかかっこよく見えるのです。

動き方も、カメラの持ち方も、被写体の選び方も、実は適当ではないんですよね。そこには経験から得た暗黙のルールがちゃんとあるんだと思います。マニュアル通りにすべて完璧にすることではなく、ぶれない大原則をもとにどんな状況でもその原則に沿ってやれるのがプロの仕事なんだなあと思います。
自分も肝に命じないといけませんです。

インターネットに関する気になるニュースやできごと

お金のことに無知すぎる。
会社を立ち上げて今年で満5年が経つことになりますが、このことについて苦しい思いをしたのは2度3度どころの話ではないです。書かれているとおりだと思います。ほんとうに。

身の回りの道具をひとつ選んで考察

  • 今回選んだ道具:シュレッダー
  • なぜ使う?:紙を切り刻むため
  • 便利なところ:手でびりびり破るよりも間違いなく細かくできますね。

考察

今回はちょっと道具そのものとは違う話です。
シュレッダーと聞くといつも思い出すエピソードがあります。

大学生のとき私は予備校でバイトをしていたのですが、朝の出勤直後、非常に大量の紙をシュレッダーにかけるように職員に頼まれました。その校舎ではシュレッダーは地下にあったので、私はそこに紙を運びこみ、シュレッダーと格闘しました。シュレッダーは割と大きめのものではあったのですが、それでも、一度に入れられるのは30枚とかその程度だったと思います。

特に職員から何も呼び出しがなかったため、紙がある限りひたすらシュレッダーに入れていたのですが、気づいたらすべての紙を入れ終わらないまま、7時間が経過していました。バイトの時間が終わってしまうと思い地下から上がってくるとびっくりされました。「あれ、いたの!?」と。
私が朝からずっと地下にこもっていたため、誰も私の存在に気づいていなかったようで、頼んだ職員も頼んだことをすっかり忘れていたようでした。

このシュレッダー事件のことは今でも非常によく覚えていますが、私はバイト時代も社会人になってからも割とこういうことはありました。私は見た目上地味でおとなしい人に見られるので、黙っていると存在感がすごく薄くなります。私はもともと仕事中は黙っていたいほうで、同僚と仲良くしゃべるといったことは好きではないし、基本的にアピール下手なので、余計にそう見られます。

まあ単に不器用って話なんですが、存在を忘れられるというのは想像以上にショックなものです。
シュレッダーという道具について考えるとき、必ずこの日のことを思い出します。