約束ノート

「自分への3つの約束」を果たすための修行ブログ。

約束ノート(261):20130412

今日接した人の言動から気づいた「その人のいいところ」

今日のいいところ:「中立的な個性」があること

ちょっと難しい表現をしてますが、最近そんな印象を持っている人がいます。今日も一緒に飲んだのだけど。

彼女は私よりも10歳以上年下なのに、とても頭がよいのでどの年齢の人の話にもついていき、しかもいい感じの方向に話を持っていける人です。コミュニケーション能力が高すぎて、私から見た印象として「中立的」な感じになるのです。誰にとっても感じのよい人に写るんですね。

最近友人に勧められて読んでいる本で「私とは何か」というものがあります。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)


ここで「分人」という考え方が出てくるんですけど、彼女は「分人」を非常にたくさん使い分けられる力のある人なんだと思います。相手によって自分を変化させることができるのですね。「その人用の自分」が作れる。嘘ではなく演技でもなく。

人がそれぞれそうやって「分人」を使い分けているのだとすると、「分人」をいかにたくさんつくれるかで、コミュニケーション能力には大きな差が出てくるような気がします。彼女を見ていると、あの本に書かれていることをいつも思い出すのです。

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林修さん-プロ論。-/リクナビNEXT
この業界に入る前、私は予備校の職員でした。大学時代は予備校で4年間バイトをしていました。高校卒業後に浪人し、予備校に1年間がっつり通っていました。現役時代も夏期講習や冬期講習のために予備校に行ってました。ここで出てきた4つの予備校はすべて異なりますが、その中のひとつが、今林先生のいる予備校です。

予備校の先生という職業はとても強い精神力が必要なんだろうなというのは、7年くらい予備校になんらかの形で関わってきて感じたことです。元ホームレスという講師もいましたが、非常にいい先生だったことをよく覚えています。みんな、人生に対してストレートに接していたことが印象的で、少なからず影響をうけていたと思います。

学校教育と予備校での教育はまったく異なるということを浪人時代に学びました。予備校は「テクニックを学ぶ」ところなんだと学習して、それに徹してがんばった結果大学に入学できたと思っています。今回のこの記事を読んでなんとなく、林先生も「予備校教師であり続けるためのテクニック」を駆使してきたのだな、という気がしました。

予備校講師は、教育に対する高い理想とか熱意を持つことよりも、スキルを磨いて職人の域に持っていくことが必要なお仕事のような気がします。

身の回りの道具をひとつ選んで考察

  • 今回選んだ道具:一筆箋
  • なぜ使う?:ちょっとしたひとことを添えるため
  • 便利なところ:面積が小さいので、ちょっとしたことしか書けないところですかね(笑)

考察

今の会社の前身となるWeb制作ユニットを相方嬢と立ち上げたころ、不思議なところが共通していて、密かにびっくりしていました。それは、お客さんに請求書を送るときに中に入れる一筆箋にとてもこだわることでした。

私はもともと、転勤族だったこともあり中学や高校のころは文通相手が結構いて、ネットがまだなかったころなので一生懸命手紙を書いたものでした。そういうこともあって、なんとなく誰かに何かを送るときには便箋にこだわる習慣がついていました。「よろしくお願いいたします」の一言だとしても、それをなんかかわいい紙に書いたりするんです。

別にそんなことをわざわざしなくても、という感じではあるんですが、そういうところのこだわりが共通していることにちょっとびっくりしたのでした。

そういえば会社になってからあんまりそういうことをしなくなったなあ。
フリーランス時代にやっていたことを法人化したらやらなくなったというのが割と多いのかもしれない。それでいいのかなあ…。ちょっと考え込んでしまいます。