約束ノート（270）：20130421

今日接した人の言動から気づいた「その人のいいところ」

今日のいいところ：自分の至らない点を自分で指摘できること

今日はクレド会（というセミナー）の日でした。2週間に一度、朝からディスカッションのようなことをしています。開催日にはクレド会のメンバー全体についてブログに書いていますが、今日は特定のひとりについて。

私がこの会に通い始めたのは去年の7月で、同時にこのブログを始めました。あれから9ヶ月、今でも会への参加とブログを書くことが継続できている理由は、このときに出会った講師の存在が非常に大きいです。今は講師が何人かついていますが、スタート当初はメインの方が一人でやっている印象がありました。彼の本業がIT系のエンジニアだ知ったときはとても驚きました。なんかまったくエンジニアっぽくないんですよね。

人の心を動かしたり開いたりすることは簡単ではないと思うのですが、この人にはそれをさせてしまう空気があります。

質問の仕方が非常にうまい
自分のことも基本的にみんなオープンにしている（ように見える）
スルーしない。細かなところまですべて突っ込む

みたいなところが、そういう空気が生まれる理由なのかなと思っています。まあ講師経験が長いというのもあるでしょうけど、それだけではない天性の何かがあるように思えます。

彼の言うことには、人のモチベーションを上げるとかもっと自分の内面に向き合うとか、そういう方向づけをする力があるように思います。あたたかなハートフルな、というよりはもうちょっと冷静でクールなイメージでそれをやるのです。（そのあたりはエンジニアっぽいのかもしれません）

前置きが長くなっていますが、特に彼のすごいところは「自分が至らないところ」をきちんとわかっていて、それを他人にオープンにできるということです。自分の至らないところって他人に指摘されてわかることも多いと思うのですが、彼は自分で自分を分析してそれに気づいている感じがします（もちろんそうではないこともあるとは思うけれど）。

至らないところを自分で認めるのは、自分のプライドとのバランスをとるということだと思っています。自分で気づければ自分で修正できるんですよね。彼を見ていると自分の至らなさにたくさん気づかされ、そして自分のプライドが高すぎることを反省したりするのです。

……と、しょっちゅう会っていてこのブログを見ている人のことを褒めちぎるのは割と照れる感じですが^^;　これまでの感謝の気持ちを込めて。

インターネットに関する気になるニュースやできごと

流れていく「タイムライン」という画面の発見によって、Webのコミュニティサイトはひとつの転換を迎えた
これも（無料の）会員にならないと全文が読めない記事ですが、最初のほうだけでもいろいろ感慨深いです。mixiが始まって9年、Twitterが始まって7年。mixiはスタート直後からやっているので私自身もまる9年。Twitterはこの著者と同じタイミングで始めたので6年経ちました。ちなみに実はFacebookも、登録してからはもうすぐ6年。

SNSというものが浸透する前、日本ではメーリングリスト（ML）でのコミュニケーションが盛んでした。私自身MLを運営していて、数百人のメンバーがいました。
SNSという考え方が生まれてから、人脈の広がり方が劇的に変わったと思います。MLの時代は完全に「縦割り」で似たもの同士しか集まれない感じがあったのが、SNSによって、縦に分かれていたコミュニティが横にさくっと繋がった感じがしました。

私がWeb制作をスタートした当時雲の上にいると思っていた人たちが、今はFacebookで普通にお友達で、割とよく飲んだりもするし仕事の話をしたりもするのです。ものすごく不思議です。

ただ、SNSが登場してから数年は、Webサービスは長くは持たないという感覚があって、いろいろなSNSが登場するたびにそこに登録してはつながり、「あーいつものメンバーがきたきた」ということを繰り返しながらいろんなところを旅するような状態が続いていた感じがします。定着するのはどのSNSなのかな、とずっと思いながら使い続けていました。

この記事にあるような「こんなに長続きするなんて」という感覚を持つのは、多分それまでの状況を知っているからなんだと思います。SNSは「ツール」なので、本来長く毎日使い続けられるものなのに、これまでそれができていなかったことのほうがふつうじゃないような気がします。

でも、そのツールがFacebookで定着してしまうのはなんか寂しいなあとは思っていたりしますが…。
この話、書き始めたら止まらないのでこのへんでやめよう^^;;

身の回りの道具をひとつ選んで考察

お休み中ですー。