約束ノート

「自分への3つの約束」を果たすための修行ブログ。

約束ノート(293):20130514

今日接した人の言動から気づいた「その人のいいところ」

今日のいいところ:アウトプットし続けること

お友だちがオフィスに訪ねてきました(オフィスを間借りしている会社を訪ねてきたんですけど、たまたまお会いしました)。彼との付き合いももうずいぶん長くなりました。彼の書いた本には2回関わりましたし、一緒にイベント出演もしたことがあります。私も彼をずっと応援しているけれど、彼にもずっと応援してもらってきたというか、励ましてもらっていた感じがします。

考えてみると出会ってからもう10年が過ぎていますが、彼はこの10年スタンスを変えずにアウトプットをし続けてきた印象があります。彼が発信することはいつも私たちの日常から見ると少し「ずれて」います。ずれているというとちょっとネガティブな響きですけど、今「ずれている」ことでも、ちょっと先の未来になったときにはそれが「当たり前」になるようなことを発信しているんです。

ネット上での発信って一般的には「共感されるもの」がウケていると思います。でも多分彼の発信するものは誰でも共感できる種類のものとはちょっと違って、解釈が難しいこともあるし、人によってはピンとこないようなものも多分あります。あえてそういうことを発信し続ける彼の精神力がすばらしいと思います。多くの人に共感されることを(たぶん)意図的に狙っていないところが好きです。

私たちが今日々を暮らしている中で起こっていることは、ベースとなる何らかの考え方から生まれている「結果」だと思います。うまく言えないのですが、彼はその「ベースとなる考え方」から、「今」ではなく「未来」を見ているような感じなのです。哲学者というか。

彼の人並み外れた頭の良さと精神力は、私の友人の中でも特別な感じです。
なのにとても人当たりの良い優しい人なので、多くの人に必要とされて生きているのだと思います。

インターネットに関する気になるニュースやできごと

生き方と働き方
このブログ、多分結構前にも一度見たことがありますね。
そのときもすごく共感したことを思い出しました。

このテーマ、最近よく考えます。生きていることと働くことを分離したほうがいいのか、しないほうがいいのか。でも私の場合ずっとフリーでやってきたし、あんまり分離できる状態になったことがなく(多分会社員だったら切り替えられるんだろうと思うし、実際会社員時代は割とそうだった)、結果としてはこの人のように「生きることを第一に、そこから仕事に繋がることが多い」という感じだったんだと思います。

今、この文章に共感してるのにうらやましくて泣ける感じになっているということは、今そうじゃないってことなんですよね。生きていることの先に仕事がない。
その状態に戻るために、私は何をしたらいいんだろう。

今日の「ひとを誘導するデザイン」

(タイトル変えました)
夜遅くにミーティングをしていました。まさに「人を誘導するためにどうしたらいいか」を考えるミーティング。簡単ではないですよね。

人に何かをしたいと思わせるためには、まずその「何か」が明確に伝わることが必要になります。誰にでもわかる、簡潔で無駄がない言葉をいろいろ探していくのです。かつ、その「何か」を「したい」と思わせるフックが必要になります。「楽しそう」「面白そう」「簡単そう」などの第一印象をどうやって持ってもらうか、表現を考えていきます。

アプリやWebサービスの公式サイトを見ると、このあたりの工夫(苦労?)がわかったりします。結局はそのアプリやサービスの中にある一本の筋がちゃんとあるかどうかで、このあたりの表現が的確にできるかどうかが決まるんだろうな、と思います。

考えていると、誰がどんな風に使うのかというストーリーが、映像としてはっきり思い浮かぶことがすごく大事なんだなと思います。映像がたくさん思い浮かぶと、それが「願い」のようなものになってアプリやサービスに魂が宿る感じがします。

作っている人の「願い」が、使う人の「便利」とか「幸せ」につながっていったらいいなあ。。