約束ノート

「自分への3つの約束」を果たすための修行ブログ。

約束ノート(313):20130603

今日接した人の言動から気づいた「その人のいいところ」

今日のいいところ:考えの違いを認め合い、自分の考えを広げられること

ほぼ初めてお会いする異業種の人たち3人とお食事をしました。3人はとても仲良しで、話を聞いていると、お互いのことを深く理解した上で話をしていることがよくわかりました。

同じ会社ではないのでしょっちゅう会っているわけではないのに、お互いに意識的に会う時間を作って自分の思いや考えをよく話しているそうです。何年もそういうことをしてきた結果、相手が得意なところを尊敬し、相手に足りなくて自分にできることを理解し、お互いの考えを補完できるようになっていったのだろうな、と思います。年齢も性別も違う3人の関係性が非常にうらやましく思えました。

同じような思いや考えを持っている人がいたとき、うんうんそうだよねとお互いに同調しているだけだと、考えがどんどん内側にこもるような気がします。議論をするとき、相手と自分の考えが同じであることを確認するのではなく、むしろ違うことを認めて自分の考えを広げる方向でありたいと思います。

私にも似た関係性の存在(=共同経営者)がいるわけで、そういうことを改めて意識していきたいと思いました。まず「時間を作って自分の思いや考えを話す」ことが圧倒的に足りてないな…。

インターネットに関する気になるニュースやできごと

【第2回】意思決定できない組織は、なぜ、3つの「直感の罠」にハマってしまうのか?
あえて6ページ目にリンクをはっていますが、ここで書かれている「素人意見の罠」というのが本当にそうだなあと思いました。私が仕事でお客さんと接していると非常によくあることです。たとえばこういうやつですね。

 たとえば、
「この間、ツイッターで得た情報なんですけど、そういうやり方をしていると、かえって問題を増やすだけだそうですよ」だとか、
「最近、ネットで調べていたら、もっと他にいい方法があるみたい」などという発言だ。

今とにかく多いのは、WordPressがいいらしいという話。なんの根拠もないままそう思っていて、周りがいいって言うからいいんじゃない?という結論を出している人たちがとても多いのです。たぶんこれは、この記事で言うと、

利用しやすいものにアクセスして、自分の都合のいい情報を引き寄せるのだ。

ということなのだと思っています。結局、自分に都合のいい情報のほうが理解も納得もしやすいのです。伝える側としては、いかに「相手にとって都合のいい情報」として伝えられるかということを考える必要があると思っています。
あれ。なんかちょっと仕事モードになっちゃったな。

今日の「ひとを誘導するデザイン」

今日のお食事にはだんなも一緒にいて、私は相手と初対面だったので、夫婦で先に待ち合わせをすることになっていました。ところが結局お店に15分も遅刻してしまいました。
理由は、先についていた私が彼をうまく誘導できなかったからです。

Facebookのメッセージでやりとりをしていて、私は「○○に向かって左」と書いたのですがそれでは伝わりませんでした。右とか左とか言われてもわからない、と言うのです。そこで目印となる場所を書いてみたのですが、なにせ彼がどこにいるのかわからないのでその場所が見える位置にいるのかどうかもよくわからないのでうまく伝わりません。

彼が私の誘導に従えなかった最大の原因は、私が重度の方向音痴であるという事前知識だったんだと思います。彼が「絶対こっちのほうだろう」と思っている方向と、すでにたどり着いている私が誘導している方向が別の方向だったために、彼は私の言うことを信じなかったんですね^^;;; ←私はすでにたどり着いているのにも関わらず!

人を誘導できるかどうかには、それまでの実績(?)も大きく影響するのだなと思いました…。
まあ今思うと電話すればよかったという感じですね、はい^^;