約束ノート(336):20140702
インターネットに関する気になるニュースやできごと
今日のできごと:匿名SNSと本名SNSの違い
昨日はこのブログを書いた時には元気だったのに、突然寒気がして熱が上がるという状態になり結局会社には行けず、ずっと布団の中にいました。家族以外誰にもリアルでは会っていないので、今回はネット上のお話。
最近、とある匿名のネットコミュニティを時々見ています。
2ちゃんねるよりももうちょっとマイルドな印象のある場所です。
Facebookなどのように本名を出すところと比較して、匿名コミュニティでのやりとりの差を見ているのがおもしろいです。匿名だと自分だとばれないことが前提なので「負の側面」が前面に出てくるんですよね。
- 怒ってること
- 悲しいこと
- 悔しいこと
みたいな。
一方Facebookだと、
- よかったこと
- うれしかったこと
- たのしかったこと
のような「正の側面(とは言わないかな)」が全面に出ますよね。
本名を出してるので、自分の嫌な面は出したくないですし。
でも、私の印象としてはなぜだか、匿名のコミュニティのほうがポジティブなやりとりに見えるのです。書かれていることはネガティブなことが多いですけど、それに対するコメントは超ポジティブ。Facebookよりもずっとそういう風に見えます。相手のことがまったくわからないから、ストレートな、理想論っぽい答えが出てきやすいのかもしれないですね。
自分の情報がわかるコミュニティでネガティブなことが書かれていると、読んだ人は、書いた相手のそれまでの発言やステータスなどの「その人の背景」を前提として反応を考えていると思います。この人に対してこう返したら傷つくだろうとか、あーまたネガティブなこと言ってるよーとか、私がコメントすることじゃないなーとかのフィルターがかかります。
匿名コミュニティにはそれがないので、反応したいと思った時に素直に表現できるんですね、きっと。もちろん炎上の要素もかなり大きいですけど。
まあ、私はあんまり匿名コミュニティは好きではないんですけど、比較すること自体が面白くてちょっとはまっています。